厚岸郡浜中町霧多布湿原
8月7日(土)~14日(土)までの約1週間を使って,研修兼サンプリングのために釧路に行ってました.
おおまかな日程としては,
8月7日(土):移動(函館→札幌)
8日(日):移動(札幌→釧路→厚岸)
筑紫恋キャンプ場でキャンプ
9日(月):研修1日目
10日(火):研修2日目(カヌー実習)
11日(水):研修3日目(プログラム発表)
移動(厚岸→釧路)
釧路湿原サンプリング①
山花公園オートキャンプ場でキャンプ
12日(木):釧路湿原サンプリング②
移動(釧路→札幌)
13日(金):一日休養
14日(土):移動(札幌→函館)
というような感じでした.
その中でも,フィールド活動の部分のみを掻い摘んでご紹介します.
第1回は,霧多布湿原編です.
霧多布湿原は,道東の厚岸郡浜中町にある湿原で,国内にある湿原の中では,釧路湿原,サロベツ湿原に次いで3番目の広さとなってます.ラムサール条約にも登録されています.
詳しくはこちらを参照のこと→霧多布湿原センター http://www.kiritappu.or.jp/center/shizen/
今回,ここを訪れたのはたまたまで,9日の午前に霧多布温泉に行く途中,道に迷ってとりあえず停車したところが霧多布湿原の駐車場で,実は現地に行くまで「霧多布湿原」という場所があること自体知りませんでした(笑)
そして,研修まではまだまだ時間の余裕があり,木道があるということなので,折角なので湿原を散策してみることにしました.
で,木道入口にあったのがトップの写真です.
歩いてみると分かるのですが,様々な植物が自生しています.
特に花が多種多様です.
植物にはあまり詳しくないので,具体的には分かりませんが.
さすが,“花の湿原”と呼ばれているだけあります.
エゾカンゾウの群生地としても有名らしいんですが,時期が既に過ぎてしまったようで,見れずに残念でした.
その代わり,その花に集まるチョウはたくさん見ました.
その一部をご紹介.
キアゲハ (アゲハチョウ科)
ヒメアカタテハ (タテハチョウ科)
他にヒョウモン系もいました.
全体的に見て,とりわけアゲハが多かったですね.
因みに,試しに木道上で哺乳類糞も探してみました.
するとなんと,たかが500mくらい歩いただけで,11個見つけましたよ.
それだけ個体数が生息しているということでしょうか.
今度はエゾカンゾウの咲く時期に来てみたいものですね.