釧路湿原温根内木道
研修終了後,釧路に移動し,8月11日(水),12日(木)の二日にわたって釧路湿原でサンプリングを行った
第1回:11日夕方,温根内ビジターセンター木道,
第2回:12日午前,釧路湿原展望台木道
第3回:12日午後,道道53号線(釧路湿原展望台‐北斗展望台間)
第1回のサンプリング場所は,温根内ビジターセンター木道.
この温根内ビジターセンターは,釧路湿原の西側に位置し,道道53号線に面してある.
このビジターセンターの横に木道の入口があり,そこからサンプリングを開始した.
最初はハンノキ林の中を歩いていき,途中から木本類が消え,草本類が大半を占める,地平線まで見渡せるくらいに開けた湿地帯が現れる.
湿原ということで,水鳥が見れることを期待したが,残念ながら今回は大きなサギやシギの類は見ることが出来なかった.
ヨシリキっぽい鳥は目撃したが.
鳥類の他には,トンボが沢山いました.しかも結構大きい.
前回の別寒辺牛湿原に続いて,道東には湿地が多いためか,トンボがやたら多いですね~.
おそらく時期的なものも影響していると思われますが.
途中で雨が降ってきましたが,サンプルの方はバッチリ!期待どおりでした.
釧路湿原展望台木道
第2回のサンプリング場所は,釧路湿原展望台の木道.
釧路湿原展望台は,温根内から道道53号線を南にちょっと行ったところにある.
同じく釧路湿原の西側に位置する.
湿地帯の中を通る温根内の木道に対し,釧路湿原展望台の木道は山の上にある.
そもそもこの木道は,釧路湿原西側最大眺望地に行くために整備された木道である.
ここからは,釧路湿原が遠くまで見渡せる(・・・はずである.今回は霧で何も見えなかった).
そのため,林床は写真の通りほとんど笹で,花とかは特に見られなかった.
ただ,山ということで,昆虫はトンボの代わりにセミが沢山いた.
コエゾゼミ
上の写真は,吊り橋の上にいたのを踏まれないようにと移動させてやったコエゾゼミです.
このコエゾゼミが木道のあっちこっちにいましたよ.
こちらの方はサンプル数は少なかったです.
ただ,雨の降った翌日で,尚且つ木道の両脇を笹で覆われていた事とは留意すべき点です.
第3回のサンプリング場所は,道道53号線(釧路湿原展望台‐北斗展望台間).
北斗展望台は,釧路湿原展望台から道道53号線を北に少し行ったところにある車から降りてすぐ湿原が展望できるフリーの駐車スペースである.
その区間の車道の側道両サイドをサンプリングした.
こちらは予想以上でした.
いや,むしろ予想通りでしょうか.
ただ,これまた途中から雨が降ってきて後半はサンプリングどころではありませんでした.
《データ》
■温根内ビジターセンター木道(2.5km)
中9
■釧路湿原展望台木道(2.5km)
中2
■道道53号線(釧路湿原展望台‐北斗展望台間側道)
中9