2010年9月18日土曜日

道北探検記(3) 上サロベツ原野編



上サロベツ原野
(サロベツ原生花園ビジターセンターにて撮影.10.09.09)

帰る前に,折角なので上サロベツの方も
ちょっとだけ寄ってみました.

時間もあまりなかったので木道は
歩かなかったんですが,見渡す限り平野で,
“とても広い”という印象は強く頭に残りました.

あと,ツバメがとても沢山飛んでいました.
ビジターセンターのトイレに行ってみると,
入口になんとツバメの巣が!

ツバメの雛
(サロベツ原生花園ビジターセンターにて撮影.10.09.09)

か,かわいい...
もう少しで巣立ちであろう雛が5羽(?).
見たところ,土台は人工的に作られた様ですね.
ちゃんとその下にはフンの落下による被害防止用
と思われる逆さにした傘がありました(笑)

親が来ると...


「ピャーピャーピャー」と皆必死に餌のおねだりをします.
うーん,かわいいですね.
ただ,やっぱり大きさに差があるみたいで,
真ん中にいるやつが一番餌を貰えているらしく,
一番大きく,成長が早いみたいですね.

なんでも,このビジターセンターは泥炭の上に立地しており,
それが原因で地盤沈下による湛水被害が起こっており,
そのため現在移転作業が進んでいるらしいですね.
ここに来る途中,新しいビジターセンターを
チラッと見ましたが,ほぼ完成していました.
現ビジターセンターは今後撤去される予定なのですが,
となるとツバメの巣あるいは羽を休める場所も無くなるわけで,
ツバメにとっては迷惑な話です.
ですが,ツバメもそう柔な生き物ではないでしょう.
次見たときには,新しいビジターセンターの方に
巣を作っていることと思います.